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電気代高騰!おすすめの節電術3選をご紹介

目次

最近、電気代が高い。と実感している方も多いと思いますが、九州電力では燃料費の価格上昇に伴って電気代の価格も上がるようです。 今回の記事では、電気代が上がる理由と家庭での節電対策についてご紹介していきたいと思います。

なぜ電気代が上がるの?

電気代の明細書に燃料費等調整単価という項目があるのをご存知でしょうか? 燃料費等調整単価とは、原油・液化天然ガス・石炭の燃料価格が、基準となる平均燃料価格より上昇または、低下した場合、それに応じて電気料金を調整する制度です。 九州電力管内の発電量の約3割を占める火力発電は、これらの燃料を使用しておりますので、燃料単価上昇に伴って、電気代も上昇する仕組みとなっています。 

もう一度見直したい電気代節約

大幅な電気代の上昇ではないですが、塵も積もれば山となるという言葉があるように、徐々に効いてくるのが電気代です。 ここからは、もう一度見直したい電気代節約についてご紹介します。

契約プランの見直し

基本的には、”従量電灯B”という契約になっているご家庭が多いかと思います。 ”従量電灯B”の特徴としては、時間帯に関係なく電気使用量に応じて料金が発生していく契約です。 昼間も夜も自宅にいて電気を使用する方にはオススメな契約プランですが 九州電力には、その他にも ・従量電灯C ・季時別電灯 ・時間帯別電灯 ・スマートファミリープラン ・電化でナイト・セレクト など様々な契約プランがあります。 例えば、昼間は家におらず電気を使わない家庭で”従量電灯B”と”電化でナイト・セレクト”で簡単に月々の電気代の比較してみましょう。 4人世帯の平均電気使用量は400kwですので、 これを基準に計算すると、 ・従量電灯Bは、10,535円 ・電化でナイト・セレクトは、7,726円 月々3,000近い電気代を節約することができます。 詳細な、電気代シュミレーションは、 九州電力の公式ホームページより簡単に行うことができるので試してみてはいかがでしょうか? http://www.kyuden.co.jp/rate_simm_hontou_index.html

エアコン

電気代で大多数を占めるエアコンを節電することが特に重要です。 ・エアコンフィルターの清掃 ・設定温度の調整 ・サーキュレータとの併用 などを行い、節電対策を行いましょう。 また、意外と見落としてしまうのが室外機です。 室外機の前に草や物が置いてあると電気効率低下に繋がりますので、定期的な清掃を心掛けましょう。

長時間使わない機器はコンセントを抜こう

家電を使用していなくても、コンセントが繋がったままだと待機電力が発生します。 例としては ・炊飯器 ・トイレ(暖房便座) ・電子レンジ ・テレビ(主電源から消す) などが挙げられると思います。 使用していない機器は、コンセントを抜いておく習慣をつけておくと節電につながるので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?

大幅に電気代を抑えるなら太陽光パネルの設置がオススメ

太陽光発電を導入することで、電気代の節約につながります。

自宅の屋根にソーラーパネルを設置すれば、自家発電が可能になり、発電した電気を自家消費できます。

また余った電気に関しては、電力会社に売ることができるので、さらに電気代を安く抑えることができるでしょう。

太陽光発電システムを設置するには、まとまった初期費用が必要になるものの、将来的には元が取れ、エコにもつながるのでおすすめです。

太陽光パネルを設置したら電気代はどれくらい安くなるの?

太陽光発電に興味を持たれている方の中には、太陽光パネルを設置したら電気代がどれくらい安くなるか知りたい!という人は多いはず。

ここでは、太陽光パネルを設置した際の電気代についてまとめてみましょう。

日中はほぼ外出している家庭での電気代

共働きで日中は家に誰もおらず外出している家庭であれば、昼間に太陽光発電システムで発電した電気のほとんどを売却することができます。

現在は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT制度)により、10年間は売電価格が買電価格よりも高い状況です。(ただし201911月以降、順次満了)

そのため、売電収入を多く得られるでしょう。

例えば月々の電気代が約10,000円のご家庭であれば、太陽光発電を設置することで月々の電気代を約8,090円まで抑えることができます。

つまり、月々約2,000円の削減になるのです。

さらに、毎月の売電収入が約7,030円(現在の売電単価で計算)得られるので、太陽光発電設置にかかった費用を補えます。

日中ご自宅にいる家庭での電気代

子育て中のご家庭では、日中も自宅にいる時間が長いです。

そのため昼間にたくさん電気を使いますが、太陽光発電システムで発電した電気を有効活用すれば、電気代をお得にすることは十分に可能です。

例えば月の電気代が約15,000円のご家庭であれば、太陽光発電を設置することで月々の電気代を約10,554円まで抑えることができます。

つまり、月々約4,446円の削減になるのです。

さらに、毎月の売電収入が約6,000円は得られるので、太陽光発電設置にかかった費用を補えます。

 

災害時に役立つ!家庭用蓄電池があれば安心

災害時の明かり確保としては懐中電灯があれば安心ですが、それだけでは災害時対策としては物足りないです。

懐中電灯があっても電気がなければ、電化製品が使えません。

また、スマホなどの通信機器も充電しなければ使えないので、災害時の情報を知ることもできなくなってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、家庭用蓄電池です。

家庭用充電池は据え置き型の充電池であり、ポータブル電源よりも大型で、大容量です。

太陽光発電と組み合わせて設置しておけば、自家発電した電気を蓄電池に溜めておくことができます。

明かりの確保はもちろん、IHクッキングヒーターや電子レンジの使用なども可能になります。

停電時に太陽光発電はどこまで対応できるの?

太陽光発電は自家発電のため、停電した場合でも電気を使うことができます。

では、停電時に太陽光発電はどこまで対応できるのでしょうか?

停電時の太陽光発電システムの使い方をまとめてみます。

停電時に太陽光発電の電気を使うには「自立運転機能」か「蓄電池」が必須

太陽光発電は「停電時に利用できる」というイメージが強いですが、停電時に太陽光発電で発電した電気を使うためには「自立運転機能」か「蓄電池」が必要です。

どちらかの機能がなければ、停電時に太陽光発電で発電した電気は使用できません。

自立運転機能とは?

自立運転機能とはパワーコンディショナーについている機能のこと。

パワーコンディショナーとは、太陽光発電システムで発電した直流電気を、家庭で使用できる電気に変換するための機械です。

このパワーコンディショナーには自立運転機能が付いているものと付いていないものがあります。

停電時、ブレーカーが落ちると住宅と電力会社との間の電気の流れは遮断されます。

自立運転機能では、太陽光発電で発電した電力を、自立運転専用コンセントを通して、家電に電気供給されます。

自立運転機能を持ったパワーコンディショナーは、停電時に「自立運転モード」に切り替えることで電気を供給できるようになるのです。

ちなみに自立運転機能での電気供給は、太陽光発電ができる日中のみで、太陽が出ていない夜間には自家発電ができないため使用できません。

蓄電池とは?

自立運転機能では、太陽光発電システムで発電した電気を利用することはできるものの、発電した電気を蓄えておくことはできません。

発電した電気を蓄えておいて、停電時など利用したい時にすぐに使えるのが「蓄電池」です。

蓄電池があれば、昼間の時間に、太陽光発電システムで発電した電力を使用しながら蓄電し、夜間には溜めておいた電気を利用することができます。

夜間の急な停電にも、しっかりとした備えになるでしょう。

夜間の停電に対応したいのであれば、蓄電池の設置が理想的と言えます。

太陽光発電だけでどれだけの電力をカバーできる?

台風や豪雨などの災害で停電が起こった場合、太陽光発電システムだけでどれだけ電力をカバーできるか気になっている人は多いはず。

薄曇りの条件で、太陽光発電システムの非常用コンセントと自宅にある電化製品を接続させる実験を行ったところ、テレビ、ラジオ、扇風機、携帯電話の充電など複数の電気機器を同時に使用できることが分かりました。

日照り状況に大きく左右されますが、太陽光発電システムがあることで、多くの電力をカバーできるのです。

自立運転機能で同時使用できる電力は1,500Wまで

停電時に電力を使うために必要な自立運転機能ですが、同時に使用できる電力には1,500Wまでという上限があります。

では、電化製品を使用する場合、どれくらいのW数が必要なのでしょうか?

以下にまとめてみましょう。

・携帯電話の充電 15

・電子レンジ 1,0001,400

・炊飯器 3501,200

・電気ポット 7001,000

・冷蔵庫 150500

・洗濯機 500900

・エアコン 3003,000

・蛍光灯  2024

・ドライヤー 6001,200

・テレビ 300500

・こたつ 500

使用W数の少ない電化製品であれば、複数の電化製品を同時に使用することができます。

電子レンジやエアコンなどは使用W数が多いので、同時に使用できない場合もあり、普段通りの電力使用は難しいかもしれません。

ただ、携帯電話など連絡手段の確保ができますし、非常用電源としては十分でしょう。

 

まとめ

これから益々電気代が気になる夏の季節がやってきます。 これを機にご家庭で節電対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。